売上伝票入力画面
売上伝票入力画面は、2つのテーブルによって構成されています。画面上部と下部の伝票部、画面中央の明細部です。
それぞれのテーブル名とフィールド名は下記のようになっています。
テーブル構造(売上伝票関連)
伝票部 W_売上伝票 | 明細部 W_売上明細 | |||||
Name | Type | Size | Name | Type | Size | |
No | 長整数型 | 4 | 伝票No | 長整数型 | 4 | |
伝票番号 | 長整数型 | 4 | 明細No | 長整数型 | 4 | |
伝票日付 | 日付/時刻型 | 8 | 伝票番号 | 長整数型 | 4 | |
得意先コード | 短いテキスト | 12 | 行番号 | 長整数型 | 4 | |
得意先名 | 短いテキスト | 50 | 処理区分 | 長整数型 | 4 | |
得意先名2 | 短いテキスト | 40 | 商品コード | 短いテキスト | 20 | |
担当者コード | 長整数型 | 4 | 商品名 | 短いテキスト | 80 | |
金額計 | 通貨型 | 8 | 数量 | 倍精度浮動小数点型 | 8 | |
原価計 | 通貨型 | 8 | 単位 | 短いテキスト | 10 | |
内税計 | 通貨型 | 8 | 単価 | 通貨型 | 8 | |
外税計 | 通貨型 | 8 | 金額 | 通貨型 | 8 | |
税抜金額計 | 通貨型 | 8 | 原単価 | 通貨型 | 8 | |
外税対象計 | 通貨型 | 8 | 原価金額 | 通貨型 | 8 | |
内税対象計 | 通貨型 | 8 | 税区分 | 長整数型 | 4 | |
税率 | 倍精度浮動小数点型 | 8 | 税率 | 倍精度浮動小数点型 | 8 | |
請求日 | 日付/時刻型 | 8 | 税抜金額 | 通貨型 | 8 | |
備考 | 短いテキスト | 50 | 外税対象 | 通貨型 | 8 | |
確定フラグ | 長整数型 | 4 | 内税対象 | 通貨型 | 8 | |
社内備考 | 短いテキスト | 50 | 内税額 | 通貨型 | 8 | |
入力日 | 日付/時刻型 | 8 | 外税額 | 通貨型 | 8 | |
受注番号 | 長整数型 | 4 | 備考 | 短いテキスト | 30 | |
受注ID | 長整数型 | 4 | 受注明細ID | 長整数型 | 4 | |
詳細情報 | 短いテキスト | 60 | 前回単価使用 | Yes/No型 | 1 | |
伝票ID | 長整数型 | 4 | 新規 | Yes/No型 | 1 | |
明細ID | 長整数型 | 4 |
伝票部、フィールドの説明
Noは単なる連番です(オートナンバー)得意先コード、得意先名
得意先コードが入力されていれば、マスタから得意先名は特定できるのですが、売上伝票入力時点で、得意先名を変更できるように得意先名を用意してあります。マスタに登録するまでもないお客様を例えば現金客としてマスタ登録し、伝票でお客様を入力したり、得意先名の後ろに、営業所や部署などを追加する時に利用します。
伝票日付と請求日
伝票の日付と得意先の締め日が分かれば、請求日は計算できます。社内的には今月の売り上げとして計上したいが、請求書には来月に回したい時などにはこの請求日を変更することで対応できるようになっています。
金額計、外税対象計、内税対象計
金額計は明細の金額を合計、外税対象計と内税対象計もそれぞれ明細の合計です。内税計、外税計、税抜金額計
これに対し、内税計、外税計と税抜金額計は明細の合計ではありません。得意先の税関連の設定によって計算されます。
消費税の計算は後ほど説明します。
その他のフィールド
税率は伝票日付時点での消費税率です。明細にも同じく税率がありますが、これは依然騒がれた軽減税率のために準備したもので現時点では明細の税率は実質使用していません。
確定フラグは伝票確定をさせ、削除変更が出来ないようにするために準備してあります。
ただ、現時点では実装していません。
受注番号、受注IDは受注伝票から伝票単位で引用するときの受注番号とそのレコードのIDです。
伝票IDは伝票を呼び出し、修正する場合の実データが格納された売上伝票のIDです。
明細部、フィールドの説明
伝票Noは伝票部のNoと同じ値が入り、サブフォームの連結用になります。明細Noは連番
伝票番号は伝票部と同じですが、検索やメンテナンス用に同じ値をセットしています。
税区分と外税対象、内税対象
税区分に入力された値によってそれぞれに金額の値がセットされます。税区分=0の場合は外税対象、1の場合は内税対象
税抜金額、内税額、外税額
消費税計算は後ほど記載しますが、明細単位で計算してセットしています。その他のフィールド
受注明細IDは受注引用時の受注明細のIDをセットしています。前回単価使用は同じ得意先で同じ商品コードの売り上げがあった場合にチェックします。
これを元に前回売り上げた単価をセットします。 新規は商品コード入力時、該当するデータがない場合にチェックします。
伝票登録時、チェックされた明細を商品マスタとして登録します。
カスタマイズする場合の注意点
テーブルをカスタマイズする場合にはフィールド名は出来るだけ変更しない様にしてください。関連するものが多いので大変手間が掛かります。
フィールドの並び順は変更しても問題は出ません。
フィールドを追加した場合には、実データが格納されるT_売上伝票とT_売上明細にも追加してください。
なお、モジュールのデータ登録部分、読み込み部分の修正も必要となります。
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